コナン好きの私は、劇場版を毎年公開後すぐに観に行っています。
もはや春の恒例行事になっていますが、今回の『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』も、例年どおり安定して楽しめる作品でした。
見どころは、なんといっても萩原千速。
バイクを乗りこなす姿は文句なしに格好いいのですが、横溝重悟との関係では意外と可愛い表情も見せてくれます。
コナン映画らしい現実離れしたアクション、いつもより少し工夫された事件、そして好きなキャラクターである“ゆみたん”こと宮本由美の活躍も楽しめました。
ネタバレを避けながら、本音で感想を書いていきます。
★30秒で結論
★★★★☆ 4.0
『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』は、格好よくて可愛い萩原千速を存分に楽しめる映画でした。
バイクやカーチェイスの迫力は十分。現実ではあり得ないようなアクションも含めて、「これぞコナン映画」という仕上がりです。
犯人自体は正直、今回も比較的すぐに予想できました(笑)。
ただし、事件の背景や全体の組み立てには、いつもの劇場版より少し工夫があった印象です。
ゆみたんと三池苗子の出番が多かったのも個人的には嬉しいポイント。毎年観ているファンが、今年も安心して楽しめる一本でした。
この映画はこんな人におすすめ
- 毎年コナン映画を観ている人
- 萩原千速が好きな人
- 警察学校組が好きな人
- バイクやカーチェイスが好きな人
- 宮本由美や三池苗子が好きな人
- 派手なクライマックスを楽しみたい人
逆にこんな人にはおすすめしない
- 現実的なバイクアクションを求める人
- コナンの登場人物や過去の関係をほとんど知らない人
- 派手な演出よりも、落ち着いた本格ミステリーだけを観たい人
作品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 名探偵コナン ハイウェイの堕天使 |
| 公開日 | 2026年4月10日 |
| 上映時間 | 109分 |
| 監督 | 蓮井隆弘 |
| 脚本 | 大倉崇裕 |
| 原作 | 青山剛昌 |
| 配給 | 東宝 |
| ジャンル | アニメ・ミステリー・アクション |
| 評価 | ★★★★☆ 4.0 |
あらすじ(ネタバレなし)
横浜・みなとみらいで開催されるモーターサイクルイベント。
そこで、神奈川県警交通機動隊の萩原千速は、新たな白バイ「エンジェル」と関わることになります。
一方、街では正体不明の黒いバイク「ルシファー」が暗躍。やがて事件は、千速の過去や周囲の人物を巻き込みながら大きく動き始めます。
※ここからも核心に触れるネタバレは避けています。
良かったところ
萩原千速がとにかく格好いい
今回の一番の見どころは、やはり萩原千速です。
バイクに乗って道路を駆け抜ける姿はもちろん、危険な状況でもひるまない強さが格好いい。
今回の主役級キャラクターとして、十分な存在感がありました。
単純に強いだけではなく、過去の人物とのつながりが描かれることで、千速がどんな思いを抱えて生きてきたのかも伝わってきます。
松田陣平や弟の萩原研二をはじめ、過去と現在のつなぎ方には胸を打たれる部分がありました。
警察学校組が好きな人には、特に刺さる作品だと思います。
格好いいだけでなく、可愛い千速も楽しめる
千速の魅力は、格好よさだけではありません。
普段は強気で堂々としているのに、横溝重悟が関わると少し違った表情を見せます。
そのギャップが可愛い。
重悟との関係性や、ふとした表情、リアクションを見ることで、千速がこれまで以上に魅力的なキャラクターに感じられました。
アクションでは圧倒的に格好よく、普段とのギャップでは可愛い。
『ハイウェイの堕天使』は、そんな萩原千速の両方の魅力を楽しめる映画です。
バイクとカーチェイスの迫力は映画館向き
バイクや車を使ったアクションも、今回の大きな見どころでした。
もちろん現実離れしています。
「いや、それはさすがに無理だろう」と思う場面もありますが、そこまで含めてコナン映画らしい(笑)。
劇場版コナンでは、毎年クライマックスになるとスケールが一気に大きくなります。
今回もその期待を裏切らず、映画館の大きなスクリーンと音響で観る価値のあるアクションに仕上がっていました。
現実的かどうかよりも、その勢いを楽しむ作品です。
犯人は分かりやすいが、事件には一工夫あった
コナン映画の犯人は、比較的早い段階で予想できることが多いです。
今回も、犯人自体は正直すぐに分かりました(笑)。
ただ、事件全体の背景や「なぜ、この事件が起きたのか」という部分は、いつもの劇場版より少し複雑だった印象があります。
最近の作品は比較的分かりやすい事件が多かったので、今回はそこにもう一工夫加えられていました。
犯人当ての難しさというより、事件の裏側がどのようにつながっていくのかを楽しむタイプの謎解きです。
難解すぎるわけではありませんが、いつもより少し考えながら追えるところが良かったです。
ゆみたんと苗子の出番が多くて嬉しかった
個人的に嬉しかったのが、宮本由美と三池苗子の出番が思っていたより多かったことです。
私は以前から、ゆみたんが好きです。
明るく自由な雰囲気がありながら、警察官として頼りになるところもある。そのギャップが魅力だと思っています。
由美と苗子は、どちらも警視庁交通課の警察官です。
今回は道路やバイクが重要になる物語なので、その立場を生かして登場する機会が多くなったのでしょう。
萩原千速を中心に、交通警察に所属する女性キャラクターたちが活躍するところも、本作ならではの楽しさでした。
気になったところ
犯人当ての難しさは期待しすぎないほうがいい
事件の背景には一工夫ありましたが、犯人そのものが分かりにくいわけではありません。
ミステリーとして「最後まで犯人がまったく分からない」という展開を期待すると、少し物足りないかもしれません。
ただ、これは今回に限らず劇場版コナンではよくあること。
私自身も、犯人当てよりキャラクターやアクション、事件の背景が明らかになる過程を楽しんでいるので、大きな不満にはなりませんでした。
アクションは相変わらず現実離れしている
バイクやカーチェイスは迫力がありますが、リアリティを求める作品ではありません。
ただし、毎年コナン映画を観ている人なら想定内でしょう。
むしろ、「今年はどうやって無茶をするのか」まで含めて楽しむのが劇場版コナンです。
今回もツッコミながら楽しめました。
総評
大きな不満はなく、今年も「劇場版コナンを観た」という満足感は十分でした。
そして次回は、記念すべき劇場版第30作目。
毎年公開後すぐに観ているファンとして、どんな作品になるのか今から楽しみすぎます。
今回の映画を観終わったばかりなのに、もう来年の公開が待ち遠しくなりました。
30代男のひとこと
格好よくて、強くて、それでいて可愛い。
今回は萩原千速の魅力に尽きます。
好きなゆみたんの出番が多かったのも嬉しいところ。犯人は今回もすぐ分かりましたが(笑)、事件の裏側にはいつもより少し工夫があり、最後まで安定して楽しめました。
そして来年はいよいよ劇場版第30作目。
毎年欠かさず観てきたファンとして、期待せずにはいられません。
評価:★★★★☆ 4.0