映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』感想|演技に感動しながらも、演出に少しモヤモヤした【ネタバレあり】

映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』を鑑賞しました。

何度も泣きそうになりました。俳優陣の演技も素晴らしかったです。

それでも、観終わったあとには少しモヤモヤが残りました。感動しているのに、演出が気になって冷静になってしまう。うまく説明できませんが、そんなところがあったと思います。

そのあとに観たのが、『笑ってコラえて!』の「結婚式の旅」です。

本人たちが出演する再現ドラマや結婚式の映像を観ると、映画の場面も思い出され、今度は涙が出ました。

映画としての評価は3.3。ただ、二人の話にはとても感動しました。今回は、鑑賞後に番組を観て感じたことも含めて書きます。

※この記事では、映画の内容と結末に触れています。

※原作本は未読です。

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30秒で結論

評価:3.3/5.0

結婚式で和が両親へ手紙を読む場面や、夫や両親が和を支える姿に感動しました。森田望智が演じる飯島ひかりも、短い登場ながら強く印象に残っています。

一方、演出が気になって、気持ちが少し離れてしまうところもありました。特に最後のロープウェーは、私には合いませんでした。

映画館では涙が出なかったものの、その後に本人たちの「結婚式の旅」を観て泣きました。原作本も買って読みたいと思っています。

この映画はこんな人におすすめ

  • 実話をもとにした映画が好きな人
  • 原作本を読んだことがある人
  • 川口春奈・高杉真宙の演技を観たい人

作品情報

項目内容
作品名ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記
日本公開日2026年10月2日
上映時間124分
製作国日本
監督山戸結希
原作遠藤和『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』(小学館)
脚本樋口幸之助、山戸結希、藤野眞功
主な出演川口春奈、高杉真宙、松本穂香、中島瑠菜、清水くるみ、森田望智、デビット伊東、小林聡美ほか
配給東映
映倫区分G(年齢にかかわらず鑑賞可能)

あらすじ(ネタバレなし)

青森で暮らす和(川口春奈)と将一(高杉真宙)。

二人で日々を過ごすなか、和はステージ4の大腸がんを宣告されます。

病気と向き合いながら、結婚し、家族になることを望む二人。やがて和は、将一との子どもに会いたいと願うようになります。

しかし、その願いには、自身の治療にも関わる大きな選択が伴っていました。

遠藤和さんの手記をもとに、二人と家族の日々を描いた作品です。

良かったところ

結婚式で読まれた両親への手紙

映画で特に心に残ったのは、結婚式で和が両親へ手紙を読む場面です。

ここは本当に泣きそうになりました。和の言葉だけでなく、娘を思う両親の姿にも感動しました。

あとから「結婚式の旅」を観ると、和さん本人が読んでいた手紙も、映画と同じ内容でした。「あの手紙、本当に読まれたものだったんだ」と、映画の場面を思い出しました。

川口春奈、高杉真宙、デビット伊東、小林聡美。和と、その夫や両親を演じた4人の演技は、どれも素晴らしかったです。

森田望智の場面で、作品が引き締まった

森田望智が演じる飯島ひかりも印象に残りました。和と同じくがんを患う友人です。

特に良かったのは、退院するときの和との会話。そして、退院後に旅に出たひかりの様子が映る場面です。

表情や声から感情が伝わってきて、ひかりと和の関係にも引き込まれました。旅先の姿にも、すごく感動しました。

登場する時間は長くありません。それなのに、森田望智が出てくると作品が引き締まったように感じました。

うまく説明できないのですが、観終わってからも「あの場面、良かったな」と思い出します。

気になったところ

感動しているのに、演出が気になってしまった

俳優陣の演技にも、描かれている内容にも感動していました。

ただ、泣きそうになったところで演出が気になり、少し冷静になってしまうことがありました。観終わったあとのモヤモヤは、そのあたりにあったのかもしれません。

最後のロープウェーは、少し狙いすぎに感じた

特に気になったのは、最後のロープウェーの場面です。

観ながら「ここで川口春奈が出てこないでほしいな」と思っていたのですが、出てきてしまいました。

この見せ方に感動する人もいると思います。ただ、私には少し感動を狙いすぎているように見えました。

それまでの話に十分心を動かされていたので、最後にこの演出が入ったことは、個人的には残念でした。

映画のあとに「結婚式の旅」を観て、涙が出た

鑑賞後、TVerで『笑ってコラえて!』の「結婚式の旅」を観ました。

本人たちが出演し、出会いから結婚式までを再現していました。映画と重なる場面もあり、二人の言葉や表情を見ながら、何度も映画を思い出しました。

特に感動したのは、再現ドラマでの将一さんから和さんへのプロポーズです。

映画でも将一が和を支える姿は印象に残っていましたが、本人の言葉で聞くと、和さんへの思いがさらに伝わってきました。両親への手紙も含めて、こちらでは涙が出ました。

その後に何があったかは知っています。それでも、結婚式の二人は本当に幸せそうでした。

「このあと、本当にいろいろなことがあったんだろうなぁ」と思うと、二人の姿を観ているだけでも胸がいっぱいになりました。

映画では気になった演出も、番組では気にせず観られました。本人たちの言葉や表情が、そのまま伝わってきた感じがします。

原作本も買って読みたい

原作は、遠藤和さんの『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』です。

私はまだ読んでいませんが、映画と「結婚式の旅」を観て、必ず買って読もうと思いました。

結婚式のあと、和さんがどんなことを考え、家族と過ごしていたのか。本人が書いた言葉を読んでみたいです。

総評

映画としての評価は、3.3/5.0です。

演技は素晴らしく、結婚式の手紙や森田望智の場面には感動しました。ただ、最後のロープウェーをはじめ、演出が自分には合わないところもありました。

観終わった直後は、その感想をうまく言葉にできませんでした。

和さんと将一さんの話を知ることができて良かったです。

30代男のひとこと

次は本を読んで、和さんの言葉に触れたいと思います。

本作は「2026年10月に映画館で観たい注目映画4選」でも紹介しています。

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